カフェでは、ドリンクのほかにもフードやスイーツといったメニューがあります。
今回は、これらのメニューに用いられる食器の種類について学びましょう。
フード系
取手のあるスープ皿
・取手を持って、口に流し込める形です。
・コンソメスープなどのさらっとしたタイプのスープに適しています。
・具が大きいスープには不向きです。
取手のないスープ皿
・持ち上げないタイプのスープ皿です。
・具の多いスープに適しています。
・サイズが大きければ、主菜として提供することもできます。
平たい皿
・平らな形なので、上にのっているものがすべて見渡せます。
・使い勝手がよく、自由度が高い食器です。
・複数の素材を組み合わせたり、高さ違いのものを盛りつけることもできます。
・分量の調節ができ、上品なアレンジも可能です。
深さのあるボウル
・深さがあると、すくいやすいという特徴があります。
・米を使ったメニューや、ペンネタイプのパスタに向いています。
プレート(皿)について
カフェ、レストランでは様々な大きさのプレートが使われています。
何をのせるかによって使用するサイズが決まっています。
・直径16cm:パンをのせるのに使用
・直径20cm:ケーキやライスをのせるのに使用
・直径23cm:おもにカフェなどで、カジュアルなメニューに用いられます。
軽食用です。
・直径25cm:本格的なレストランメニューに用いられます。
ときにワンプレートメニューにも使用されることもあります。
スイーツ系
高さのあるパフェグラス
・季節の果実、生クリーム、アイスクリームなどの素材を見た目も鮮やかに盛り付けるためには、それらが重なってできる層を目で見て楽しめるように、ガラス製でタワー型のものが適しています。
・口の大きいもののほうが食べやすく、上のトッピングもしやすくなります。
高さのないパフェグラス
・季節の果実やアイスクリームをシンプルに組み合わせた、簡単なメニューに適しています。
・ボリューム少な目のワンプレートメニューに、ちょっとしたデザートとして添えるのにはちょうどよい容量です。
陶器のボウル&ソーサー
・汁気の多いスイーツ、杏仁豆腐などアジアンスイーツにも向いています。
間口の広いグラス
・高さがあるパフェグラスのように、層は作れませんが、低部が広いことを活かして、大きめの食材を大胆に盛り付けることができます。
・白玉や寒天などを使ってトッピングした、和風スイーツに向いています。
どれも美味そう・・・
それではフード用・スイーツ用食器について、問題を解いてみてください。
おさらい問題
問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう
1.ケーキやライス用のプレートは直径〇〇cmのものを使用します。
2.直径25cmのプレートは、しっかりとした食事用として使用します。また、〇〇〇メニューに使用することもできます。
問の内容は〇ですか?それとも×?
3.パン用のプレートは直径16cmのものを使用します。
4.持ち手のないスープ皿は、具が多いスープを入れるのに向いています。
このタイプは両手で持ちあげて口に流し込めます。
また大きめサイズならば、主菜としてしっかりしたスープメニューを入れるのにも使えます。
5.季節の果実やアイスクリームをシンプルに組み合わせたデザートには、背の高いパフェグラスを使えば、見た目も楽しくなります。
口が大きいほうが食べやすく、トッピングもしやすくなります。
こたえ
1.20
2.ワンプレートメニュー
3.〇
4.×(持ち上げてはいけない)
5.×(背の低いパフェグラスを使う)
普段から、外食時に料理やスイーツに使われている器を注意してみていると、理解が深まるのではないでしょうか。
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