27.カトラリーの種類と用途

コーヒーソムリエ試験対策

フードやスイーツを提供するときに欠かせないのがスプーン、フォーク、ナイフといったカトラリー類。

今回のテーマは、カトラリーの種類と用途についてです。

カフェやレストランで、出される器とともに、どんなカトラリーを使用するかも決まってきます。

おもなカトラリーについて、サイズの大きな順番に見ていきましょう。

カトラリーの使い分けって苦手だよ~

スプーン

ティースプーン

・口の広めなティーカップに添えて、バランスが悪くならない大きさです。

茶葉の分量を量るときにも使用します。

・レシピに出てくる単位「ティースプーン〇杯」というふうに使われます。

コーヒースプーン

・コーヒーカップに添えて、バランスが悪くならない大きさです。

ティースプーンよりひとまわり小さくなります。

・コーヒーに砂糖やミルクを入れて、かき混ぜるためのスプーンです。

デミタススプーン

・デミタスカップに添えて、バランスが悪くならない大きさです。

・カップの中をかき混ぜるため、このサイズでないとカップに入りません。

・本場の甘党のイタリア人のなかには、エスプレッソを飲んだあと、カップの底に残った砂糖をスプーンですくって食べる人も多いとか。

ハリオ
ハリオ

イタリア人、可愛いとこあるじゃん

フォーク

テーブルフォーク

・しっかりとした食事用に使用します。

すなわち、直径25cmのプレートに添えたときにバランスのよい大きさです。

刺す部分が4本になっています。

デザートフォーク

・テーブルフォークよりひとまわり小さくなります。

刺す部分が4本になっています。

・パスタなどの簡単な食事や、大きめのケーキ、デザート盛り合わせといったメニューに使用します。

すなわち直径23cmのプレートに添えたときにバランスのよい大きさです。

ケーキフォーク

左側がナイフの役目をするケーキフォーク

刺す部分が3本あります。

*ケーキフォークには形が2種類あります。

(刺す部分が左右均等になっているもの)

・ケーキナイフとともに使用します。

・ミルフィーユ、クレープ、パンケーキなどに使われます。

(フォークの左端がナイフ型になっているもの)

・ケーキフォーク1本で使用する場合のフォークです。

・スポンジケーキ、ロールケーキなどナイフがなくても食べやすい柔らかさ、大きさのケーキに適しています。

ナイフ

*フォークと同様の使いかたです。

テーブルナイフ

・しっかりとした食事のときに使用します。

直径25cmのプレートに添えるとバランスのよい大きさです。

・テーブルフォークと一緒に使用します。

デザートナイフ

切る面にギザギザがないタイプ

*2種類の形があります。

(切る面にギザギザがあるもの)

・デザートフォークと一緒に、軽い食事をするときに使用します。

直径23cmのプレートに添えるとバランスのよい大きさです。

(切る面にギザギザがないもの)

・デザートフォークと一緒に、大きめのケーキやデザートの盛り合わせなどに使用します。

ケーキナイフ

ケーキフォークと一緒に使います。

ミルフィーユ、クレープ、パンケーキなど、少し固めのスイーツを食べるのに適しています。

それではカトラリーの種類と用途について、問題を解いてみてください。

おさらい問題

問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう

1.カフェメニューの場合、おもに直径23cmのプレートを使用するので、〇〇〇フォークで食べられるメニューが多いともいえます。

2.ケーキナイフは、〇〇〇〇と一緒にミルフィーユ、クレープ、パンケーキなど、少し固めのデザートを食べるときに使われます。

問の内容は〇ですか?それとも×?

3.デザートフォークの特徴は刺すところが3本で、パスタなどの軽食に向いています。

4.コーヒースプーンは、コーヒーカップに添えてバランスのよい大きさです。

砂糖やミルクを入れてかき混ぜるために使い、ティースプーンよりもひとまわり大きいサイズです。

こたえ

1.デザート

2.ケーキフォーク

3.×(4本)

4.×(ティースプーンよりもひとまわり小さい)

カフェやレストランで出されるメニューを見ているうちに、知らず知らずのうちに、器とバランスのとれたカトラリーも使っているのではないでしょうか。

ハリオ
ハリオ

言われてみるとそうかも・・・

次は エスプレッソの種類

コメント

タイトルとURLをコピーしました