20.商品カテゴリー

カフェオーナー経営士試験対策

今回は、商品カテゴリーについて学びます。

一般的には種類といった意味で使ったりしますね。

「カテゴリー」っていう言葉は時々使ってる

カテゴリーとは

カテゴリーの意味は「範ちゅう」「種類」「区分」「部門」といった意味があります。

商品をカテゴリーで分類していくと、「階層構造」という意味にもなります。

お店側からの商品カテゴリー

ひとつのメニューが世に出るまでに、色々な面からの調査が行われます。

誰が購入してくれそうか、衛生面は大丈夫か、どれくらい売れるか、この商品と一緒に売れる商品は何かなどです。

一般的に、調査では、その商品が存在するカテゴリーの範囲で調査していきます。

たとえば、エスプレッソなら「コーヒー」または「飲料」というカテゴリー、ミルフィーユなら「ケーキ」または「デザート」というようにカテゴリー分けをします。

消費者側からの商品カテゴリー

では、消費者の目線からみた場合はどうでしょうか?

「ミルフィーユは食べたいけれど、あの店のパスタとパンナコッタのセットのほうがお得だし」「今日はエスプレッソより、ミルクティの気分だから」といった具合に、消費者は自分の気持ちや状況に合わせて商品のカテゴリー分けをしています。

クレマ
クレマ

ワタシもよくやってる

お店側の思惑とまったく違うことがわかります。

商品カテゴリーを違う階層でみてみる

マーケティングは、消費者に焦点を合わせた販売促進活動です。

お店側からみた商品のカテゴリーというのは、カタログやメニュー、ホームページの構成、仕入先の都合などといった、お店のために管理されたものになりがちです。

カフェのスタッフも、一従業員であると同時に一消費者でもあります。

そう考えると、これから戦略を展開していく商品にあたっては、一度消費者視点の商品カテゴリーで考えてみてはどうでしょう?

カフェのメニューを例にとってみます。

一般的な分類

おすすめメニュー

フード

ドリンク

デザート

健康志向の消費者をターゲットとした場合

○○カロリー以下のランチセット

有機栽培の野菜を使ったメニュー

美肌ドリンク

今摂りたいビタミン別デザート

サラリーマンをターゲットとした場合

ボリュームたっぷりメニュー

5分以内でできるランチセット

ワンコインメニュー

カロリー控えめデザート

このように、消費者の立場からカテゴリーを作っていくと、商品を訴えるターゲットはもちろんのこと、ポイントやタイミング、販売促進方法もみえてきます。

それでは 商品カテゴリー について、問題を解いてみてください。

おさらい問題

問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう

1.商品をカテゴリーで分類していくと、○○○という意味にもなります。

2.お店側からみた商品のカテゴリーというのは、カタログやメニュー、ホームページの構成、○○○などといった、お店のために管理されたものになりがちです。

問の内容は〇ですか?それとも×?

3.ひとつのメニューが世に出るまでに、色々な面からの調査が行われます。

一般的に、調査では、その商品が存在するコンセプトの範囲を調査していきます。

4.商品カテゴリーを考えるにあたっては、カフェのスタッフも、従業員であると同時にマーケティングをする立場でもあります。

こたえ

1.階層構造

2.仕入れ先の都合

3.×(その商品が存在するカテゴリーの範囲を調査する)

4.×(従業員であると同時に消費者)

次は 「PPM」「パレートの法則」 について

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