今回から、数回にわたってコーヒー豆の種類について説明していきます。

混乱しそうなのでちょっと一息
これまでにお話ししてきたコーヒー豆の〇〇、ですが色々な項目がゴチャゴチャになっている人もいるのではないでしょうか?
そこで、もう一度コーヒーについてまとめてみました。
[コーヒー豆を生み出す植物]
「コーヒーの木」と言われる植物の種子で、主に「アラビカ種」「ロブスタ種(カネフォラ種)」「リベリカ種」の3種類があります。
[栽培品種]
上記の3種類のなかに、突然変異や交配によっていくつかの栽培品種があります。
(代表的な例)
アラビカ種:ティピカ、ブルボン
カネフォラ種:ロブスタ(カネフォラ種の代名詞といわれています、ロブスタ種と呼ぶことのほうが多いかもしれません)
リベリカ種:現在は一部のみで生産されていて、流通量があまりありません)
[生産地]
世界でコーヒーが生産されている国のことです。ブラジル、エチオピアなど。
[豆の種類]
“コーヒー豆の名前のつけかた“ にあるように、「生産国・出荷する港・生産地域の地名・格付け」などをあらわしたのが、コーヒー豆の種類となります。
同じ生産国のなかでも品種、栽培方法や処理方法が異なるため、味や風味、香りの違いが出てくるというわけです。
また、後に出てくる「焙煎(豆を煎る)」についても、コーヒー豆の種類に適した“煎り具合“があります。
いかがでしょうか、少し整理ができたでしょうか?
というわけで、いよいよ豆の種類についてすすめていきましょう。
南米地域
コーヒー生産世界一のブラジルを中心として生産されています。
ブラジルでは栽培地域が広いため、味やグレードに多少のばらつきがみられますが、最近では約40の農場が認定され、スペシャリティコーヒーが作られています。
また、コロンピア産のコーヒーは酸味があるものとないものとで大きく分けられます。
総合的に評価の高い豆を生産しています。
[ブラジルW]

・欠点豆がほとんどない、高級豆ですが生産量はとても少ないです。
・水洗式
・まろやかで滑らかな味
[ブラジルN・S-19]

・ブラジルではS-19,S-18が最高級の豆をあらわしています。
・S-19は生産量が少なく、上質ではありますが、味のグレードとはまた違います。
[ブラジルN・S-17/S-18]

・ブラジルで、もっとも生産量の多い一般的なコーヒー豆。
・スクリーンサイズにばらつきがあり、混じって出荷されることもあります。
[ブラジルN・S-14/S-15]

・欠点豆が多く、質の低い豆。
・おもにインスタントコーヒー、リキッドコーヒーといった用途で使われます。
[コロンピア・スプレモ・ナリーニョ]

・もっとも大粒で、上質な高級品種
・酸味は強すぎず、ちょうどよい具合
・焙煎は難しいのですが、中煎りですっきりとした味になり、深煎りでコクがでてきます。

[コロンビア・エクセルソ]

・スプレモ・ナリーニョより下のグレード
・小粒で煎りやすい
・フルーティで、すっきりした味
[コロンビア・マラゴジッペ]

・とても大粒な豆なので、焙煎は難しい
・スプレモ・ナリーニョに比べると、やや柔らかい風味があります

[エクアドル]

・欠点が少なくて安定している価格なので、売れ筋です。
・焙煎しやすい豆です
・強い苦みと弱い酸味が出やすいのが特徴です。
[ペルー]

・大粒な豆
・味に強みはなく平坦な味ですが、のどごしはよいです。
・日本には質のよいものはあまり入ってきません。
それでは南米地方のコーヒー豆について、問題を解いてみてください。
おさらい問題
問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう
1.○○○は、コロンビア・スプレモ・ナリーニョより下のグレードで小粒ですが、煎りやすい豆です。フルーティで、すっきりした味わいがあります。
2.〇〇〇は、欠点が少なく煎りやすい豆で、価格が安定しているため売れ筋となっています。弱い酸味と強い苦みが出やすいという面を持っています。
問の内容は〇ですか?それとも×?
3.ブラジルN・S-17/S-18は、欠点豆が多く質の低い豆のため、おもにリキッドコーヒーやスペシャリティコーヒーに使われます。
4.コロンビア・マラゴジッペはとても大粒な豆で、焙煎しやすいのが特徴です。
こたえ
1.コロンビア・エクセルソ(「コロンビア・エキセルソ」と書かれたものもあります)
2.エクアドル
3.×(問題文はS-14/S-15)
4.×(大粒の豆になるほど、焙煎が難しい)
コメント