8.営業許可

カフェオーナー経営士試験対策

カフェの場所が決まったてもまだまだやらなければならないことがあります。

今回は、営業許可 についてみていきましょう。

そうだ、許可もらわなきゃ

資格を持っていますか?

カフェの営業を始めるにあたり、“お店ができたから、さあ開店”というわけにはいきません。

営業前には食品衛生法に基づいて「営業許可」をもらわなければいけません。

申請先は、所轄の保健所。許可を受けるためには以下の2項目が必要になります。

1.店の設備が、都道府県知事が定めるところの、施設基準に合格するかを確認する検査の実施

2.店に1人の食品衛生責任者を置くこと

食品衛生責任者は、栄養士・調理師・製菓衛生士・食鳥処理衛生管理者・船舶料理士または、食品衛生管理者・食品衛生監視員になることができる資格などを持つ人がなれるものです。

もしも、上記の資格がない場合は「食品衛生責任者」を取得しましょう。

食品衛生責任者をとるには

以下の流れとなります。

各都道府県の食品衛生協会が行う講習に参加する(講習期間は1日)

*受講料がかかります。

その場でテストを受ける

受講終了、テスト合格で受講修了証として「食品衛生責任者手帳」が交付される

この資格は日本全国どこでも適用されます。

また、店舗のお客が見えるところに食品衛生責任者名を掲示する義務があります。

注意したいのは、講習会の申込は申込書の到着順となり、定員になり次第締め切られるので、数ヶ月かかることもあるようです。

クレマ
クレマ

申し込みは余裕をもってね

営業許可申請の流れ

資格をとったら、保健所に行きます。

ここでもいくつかのステップが発生します。

まだ、お店の工事を始めてはいけません。

事前相談

工事前に、店舗の図面を持っていき、所轄の保健所に相談をします。ここで施設基準に合致しているか、許可のためにどんな設備が必要なのか、不明点を明らかにします。

申請書類の提出

施設完成予定日の10日くらい前にフォーマットに記入をして提出をします。

ここでは法人でなく、個人営業の場合に必要な申請書類を表します。

必要書類

食品衛生責任者の資格証明書(食品衛生責任者手帳)

営業許可申請書

営業設備の大要(概要)と配置図 各2通

許可申請手数料

*貯水槽使用水、井戸水を使用する場合は、水質検査成績書も必要です。

許可後も、年1回以上水質検査を行って、成績書を保管するようにします。

*法人の場合には、登記事項証明書も必要です。

検査日を決める

申請書類を提出する際に、検査日を決めます。

店舗の確認検査

工事が終了し、営業者立ち合いで、完成検査を実施します。

検査が不適合の場合は、営業許可はもらえません。

不適事項については改善をし、改めて検査日を決めて再検査を受けます。

施設基準に合致していることが確認できたら「営業許可書交付予定日のお知らせ」が交付されます。

営業許可書の交付

交付までは数日かかります。

保健所の相談員とお店のオープン日を確認しましょう。

許可書が交付されないと、オープンできません。

交付予定日になったら「営業許可書交付予定日のお知らせ」と認印を持参して、保健所に行き、営業許可書の交付を受けます。

営業開始

許可書の受け取りをもって営業開始できます。

施設などに変更が発生したり、廃業する場合も保健所に届け出を提出します。

クレマ
クレマ

カフェを営業するには、法人化する必要はないんですって

個人営業であれば、法人に比べ諸手続きの手間や費用が少なくなります。

法人化すると会社の登記、決算書の作成、個人の税金のほかに法人に対する税金が発生します。

営業許可にも種類があります

お店で提供するメニューによって、営業許可の種類が分かれています。所轄の保健所に相談をして確認します。

喫茶店営業

内容客席を設けており、軽飲食物の調理と提供を行う

メニュー:アルコール類を除く飲料、軽食はサンドイッチを除くトースト程度のもの

飲食店営業

内容:客席を設けており、飲食物の調理と提供を行う

メニュー:すべての調理食品、アルコール類

*深夜(午前0時から日の出前)アルコール類の販売を行う場合、所轄の警察署へ「深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出」の提出が必要です。

届出が必要か微妙な場合は、管轄の警察署の生活安全課に問合せをするのが確実です。

菓子製造業

内容:菓子類、製パンなどの製造と小売りを行う

メニュー:ケーキやクッキー、パンなど(あんこ類、アイスクリーム類は別途の許可が必要になります)

食料品等販売業

内容:乳肉製品類、水産加工品類、弁当類、総菜類などの小売りを行う

メニュー:仕入れた弁当類、そのまま食べられる仕入れた総菜類

それでは営業許可について、問題を解いてみてください。

おさらい問題

問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう

1.個人営業の許可申請に必要な書類は、営業許可申請書類、お店の大要・配置図各2通、許可申請手数料、〇〇の資格証明書です。

2.カフェを開業するには、〇〇に基づいて、所轄の保健所に「飲食店営業」などの許可申請を行わなければいけません。

問の内容は〇ですか?それとも×?

3.営業許可書が交付される前でも、検査に合格していれば店でメニューを提供してもよいとされます。

4.喫茶店営業の場合の営業内容は、客席を設け、飲食物の調理提供を行うことです。

5.カフェを営業する際は、飲食物を扱うため、調理師免許が必要です。

こたえ

1.食品衛生責任者

2.食品衛生法

3.×(営業許可書が交付されるまではオープンできない)

4.×(軽飲食物の調理提供を行うこと)

5.×(食品衛生責任者の資格があればOK)

次は その他の届出について

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