「カフェオーナー経営士講座」は33のブログで構成されています。
前半は説明、後半はおさらい問題といった形式になっています。
つい読み流してしまいがちな説明部分も、問題を解くことで知識がインプットされますよ。
今回は、お店のネーミング について説明していきます。
お店の名前を考える
いざ、カフェをオープンするにしても、名前がないことには始まりません。
ずっと前から思い入れのある名前をつけることもあるでしょう。
でも、果たしてそれがお客様を呼び込むことのできる名前なのでしょうか?
自己満足で終わらないためにも、カフェ経営はビジネスと捉えて、ネーミングを検討しましょう。
5つのポイント
名前はカフェの印象を左右します。
また一度決定したら簡単に変えるわけにもいきません。
ネーミングを考えるにあたっては、次の5つがポイントとなります。
1.カフェのコンセプトを表現している
2.(見て、聞いて)直感的に意味がわかる
3.口に出して言いやすい
4.イメージがわく
5.覚えやすい、記憶に残りやすい
・お店の名前は、メニューとバランスのとれた名前をピックアップします。
・印象に残る名前もよいですが、インパクトが強すぎると名前ばかりが目立ってしまい、名前負けしてしまう可能性があります。
・一般的に、長い名前よりは短い名前のほうが覚えやすいのですが、類似しがちな名前は、キャッチフレーズと組み合わせてみるという方法もあります。
もしくは、長い名前でも認知されれば省略して呼んでもらえます。
・お店の名前が決まったら、商標登録をしておきましょう。店名の盗用や、登録をされてしまうトラブルを防ぐためです。
メニューに名前をつける
メニューのネーミングにも、気を配る必要があります。
お客様に、メニューの魅力を伝え、オーナーの個性や温かみを盛り込むネーミングを考えましょう。
メニューにおける「よいネーミング」
・新鮮さなどを表現し、おいしさをアピールしたもの
・一番打ち出したいことを最初に持ってきて形容したもの
・飲んだとき、食べた後の気分など、効能を加えたもの
メニューにおける「おすすめできないネーミング」
・単純すぎて、おいしさや調理法が伝わらない事務的なもの
・フレンチレストランでのメニュー名のような長々としたもの、見ても内容が理解できないもの
フランス語で書かれてるメニューとか、みんなに優しくないよ~
それではお店・メニューのネーミングについて、問題を解いてみてください。
おさらい問題
問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう
1.お店のネーミングを考えるにあたり、「コンセプトを表現している」「直感的に意味が分かる」
「イメージをかきたてる」「口に出して言いやすい」「○○に残りやすい」という5つの項目が重要です。
2.単純すぎて、○○○なネーミングは、心に響かないので避けたほうがよいです。
問の内容は〇ですか?それとも×?
3.良いネーミングとは、一番打ち出したいことを最初に持ってきて形容したものです。
4.効能(飲んだとき、食べたあとの気分など)をプラスしてネーミングをすると、先入観を与えてしまうのでおすすめできません。
こたえ
1.記憶
2.事務的
3.○
4.×(良いネーミングのポイント)
一人で考えるより周りにも意見を聞いてみるのもいいわね。思いがけない発想が浮かぶかも!
また、メニューについても、意識をもって似たコンセプトのカフェに行き、研究してみることをおすすめします。
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