25.配置のポイント

カフェオーナー経営士試験対策

お店のレイアウトを考えるうえでも今回は、配置のポイントについて学んでいきましょう。

今回は、中のパーツについてですね

カフェの配置

おさらいにはなりますが、カフェの配置をするにあたりポイントをあげてみました。

動線と動作空間を把握すること

大型の家具から配置場所を決めること

お店に入って最初に目につく「視線のポイント」を作ること

これはお店のアクセントとして、1カ所に集めるのもよいですし、オブジェなどをバランスよく配置して、視線をあちこちに移動させるのもお店を広くみせるのに有効です。

お店を広く見せるために

ソファの位置

大型の家具のうちでも、ソファーはもっとも大きな家具の一つです。

レイアウトを考えるときに、ついどうしても壁際に寄せて置いてしまいがちですが、空間を仕切る意味で、中央にもってくるとかえって空間に余裕を感じさせます。

その場合、ソファはできるだけシンプルなデザインで、座面の低いものを選ぶと、目線が下がって空間が広く感じられます。

鏡を使って、店内を広く見せることも昔から行われており、効果的です。

立ったときの目線の高さで、鏡をドアや窓といった開口部に向けて設置すると、やわらかい自然光を反射するので、奥行きのある空間を演出できます。

窓辺の演出

自然光が差し込む窓辺は、お店のコンセプトに合わせたディスプレイをします。

カーテンや花、オブジェなどを飾って、お客様の目を楽しませることも必要です。

視線を遮りたいときの「仕切り」

ホールからキッチンやトイレのドアが丸見えだと、残念な気持ちになります。

また、隣の席との間が近すぎても、落ち着かなくなるでしょう。

その場合は、「仕切り」を置きましょう。

・シェルフの場合は、高さがあると、圧迫感を与えるため、できるだけ視線が抜けるような工夫をします。

パーティションは可動タイプだと、配置変更がしやすく、大人数のお客様が来た場合にも移動できます。

・インテリアに合えば、配置変更はしにくいのですが、布やロールカーテンも利用できます。

・プランターで仕切る場合は、目隠し程度に使われることが多いです。

アクセントとしても、癒しとしても、グリーンのアイテムは、高さやデザインによって空間のイメージを作ります。

・仕切りというと、「タテ」のラインで考えがちですが、ラグを敷くことで「ヨコ」の仕切りとなります。

きっちりとしたタテの仕切りを作りたくない場合は、ラグによって、あいまいな線引きをすることが可能です。

それでは 配置のポイント について、問題を解いてみてください。

おさらい問題

問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう

1. カフェの配置のポイントは、「動線と動作空間を把握する」「大型の家具から置き場所を決める」「お店に入ってすぐ、○○のポイントをつくる」ことです

2.鏡を使って、奥行きのある空間に見せるためには、立ったときの目線の高さでなおかつ○○○に向けて取り付けるとよいとされています。

問の内容は〇ですか?それとも×?

3.空間を広く見せるためには、ソファはなるべくシンプルなデザインで、座面の低いものを壁際におくのがよいとされています。

4.可動タイプのパーティションは、配置変更がしやすく、大人数のお客様が来店したときにも移動ができます。

こたえ

1.視線

2.開口部

3.×(壁際ではなく、中央に置く)

4.○

次は 配置のポイント~小物編~ について

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