なかなか頭に入りづらい内容が続きますが、ときどき気分をリフレッシュしましょう。
今回のテーマは、「オピニオンリーダー」「商品のライフサイクル」です。
オピニオンリーダー
オピニオンリーダーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ひと昔前は「あの人はファッション界のオピニオンリーダーだ」などといった言われ方もしていました。
もともとは、社会学的な用語として使われていて、日本語では、世論形成者、世論先導者と表現されます。
すなわち、消費者の集団の意見形成に方向付けをする人物、特に社会全体の世論の形成に影響を与える人のことを「オピニオンリーダー」と呼んでいます。
一般的には、消費者側の視点から物事をとらえ、特定の業界では名前が通っていて、あくまでその人のライフスタイルや意見が、同じ領域や考え方をする人たちに影響を与えるものです。
広い意味だと、人物だけではなく、情報番組や口コミサイトもオピニオンリーダーとみなされます。
企業側にとっては、広告費もかからず、評判が広がるスピードも早く、信頼も得やすいといった点があります。
ちなみに、現在SNSや動画チャンネルなどで自身のコミュニティに対して、フォロワーに影響力を与えている人たちで、一般人に近い立場の人のことを「インフルエンサー」と呼んだりもします。
さすがに、これはよく聞くわ
消費者の構造
新商品を出すときに、ある程度ターゲット(消費者)の構造を把握しておくと、戦略を練りやすくなります。
消費者の一般的な構造は、4つの層に分けられます。
スキミング層(上澄み層)
全体の4~5%
新しいものが好きで、すぐに買いますが、価格は特に気にしていません。
イノベーター層(革新層)
全体の15%
革新的な価値観を持っています。価格に敏感。知識欲も旺盛で、自己顕示欲も強く、商品のなかでも一番高めのクラスを購入します。
フォロワー層(追随層)
全体の35%
流行には敏感ですが、すぐに飛びつくことはしません。平均的で現状に満足している層。
ワタシはどちらかというとフォロワー層かな・・・
ペネトレーション層(浸透層)
全体の45~46%
ブランドはさほど気にしません。価格が安ければ購入します。
新商品が出てから、1から4の順番で商品に関わっていきます。
たとえば、カフェでまったく新しいタイプのメニューを数種類出したとします。
まず、新しいもの好きのスキミング層がオーダーをし、気に入ると評判を流します。
次の革新的な考えを持つイノベーター層が新メニューのなかでも一番高いものをオーダーします。
それから平均的なフォロワー層がさらに市場を広げて、かなり普及をしてからペネトレーション層が動くといった流れです。
商品のライフサイクル
今度は、商品の側からみてみます。商品には4つのステージがあり、これを商品のライフサイクルと呼びます。
導入期
売上や利益よりも、スキミング層やイノベーター層に認知してもらうための時期。
赤字も覚悟する必要があります。
成長期
市場の認知度が高まると、売上、利益ともに増加して黒字転換の時期を迎えます。
急速に競合も参入してきます。
ここではターゲットを広げたり、商品の種類を増やしたりして、最大のシェアを目標とします。
成熟期
売上がピークの時期です。
ここではピーク後を予想して、プレミアムをつけたり値下げをしたりして、利益を確保します。
商品の品質やサービスの改良に努めると同時に、次の主力商品の開発や導入もみておく時期です。
衰退期
売上、利益ともにダウンする時期です。
弱いラインの商品は思い切って撤退させたり、生産性を高めて、支出をできるだけおさえていきます。
特定商品を多量に購入してくれるヘビーユーザーを確保しつつ、次の商品へつなげる時期でもあります。
重要なのは、参入するタイミングです。衰退期に入っている商品をいくら作っても利益が出ません。
それでは 「オピニオンリーダー」「商品のライフサイクル」 について、問題を解いてみてください。
おさらい問題
問の〇〇にあてはまる言葉を入れましょう
1.社会全体の世論の形成に影響を与える人のことを○○○と呼びます。
2.商品のライフサイクルである○○期では次期の主力メニューの開発や導入を視野に入れる必要があります。
問の内容は〇ですか?それとも×?
3.消費者のうち、「フォロワー層」は、ブランドにこだわらず、商品が市場に普及してから安い価格で購入する層です。
4.オピニオンリーダーを企業側からみたメリットは、「広告費がかからない」「宣伝のスピードが早い」「信頼を獲得しやすい」といった点があげられます。
こたえ
1.オピニオンリーダー
2.成熟期
3.×(「フォロワー層」ではなく「ペネトレーション層」)
4.○ 」
次は 「AIDCAS」「CRM」 について
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